当クリニックは2023年で開院20年目を迎え、長年にわたり睡眠時無呼吸低呼吸症候群(SAS)や喘息、COPDなどの呼吸器疾患をはじめ、高血圧症、心不全、不整脈などの循環器疾患、脂質異常症、糖尿病など内分泌・代謝疾患、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎、蕁麻疹などアレルギー疾患や皮膚疾患と、幅広い診療科目での医療を提供してまいりました。
睡眠時無呼吸低呼吸症候群について
睡眠時無呼吸低呼吸症候群(SAS)につきましては、CPAP機器は、全機種がネット回線やブルートゥースにてデータを送受信する機器となり、またオンライン診療の導入により、多忙で頻回な通院が困難な患者様への福音となっております。
また通常のCPAPをより進化させたBiPAP機器の導入も徐々に増えて来ており、更なるアドヒアランスの向上を計って参ります。
呼吸器疾患について
呼吸器疾患では、重症喘息に対する生物学的製剤として、抗IgE抗体・抗IL5抗体・抗IL5受容体抗体・抗IL4受容体α抗体・抗TSLP抗体の5種類が出そろい、確実に急性憎悪症例は減少し、当院でも気管支喘息での救急搬送症例はここ数年全く見られず、医学の目覚ましい進歩を実感しております。
循環器疾患について
循環器疾患では、新たな治療薬アルドステロン受容体ネプリライシン阻害薬の登場により、心不全を有する高血圧症、不整脈患者様に著しい効果をもたらしています。
内分泌・代謝疾患について
内分泌・代謝疾患では、糖尿病におけるGLP1/GIP作動薬の導入は、糖尿病診療が全く新たな時代を迎えた印象です。
日進月歩する最新の医療知識、医療技術を最大限取り入れ、公立昭和病院や多摩総合医療センター、武蔵野赤十字病院、北多摩医療センター、国立病院機構東京病院、結核予防会複十字病院など、地域の基幹病院との連携をさらに充実させ、ご期待に沿えるべく精進してまいりたいと存じます。
今後ともよろしくお願いいたします。